カテゴリ:花( 35 )
2018白花報才ラン絢爛開花
十数年以前に入手した「白花報才ラン」が、今年は突然見事に開花した
最初の頃は、大切に昆虫防御のネットの中で、栽培していたが、それでも毎年ハモグリバエの被害によって、無残な経過を辿った。
ここ2-3年は、全く熱も冷めてしまい、去年の花も全滅した後は、手入れもせずに、庭の隅で放置状態にしていた
当然、雨水以外は潅水もせず、鉢替えもせず、晩白柚の葉陰で木漏れ日をもらいながらの一年であった。
9になっても関心もないので、通りすがりに何本かの花が伸び始めているのには、気が付いていたが、ドウセ今年も「ハモグリバエ」の温床だろう。 として、振り向かずいたが、10月近くになって見ると、なんと 24-5本以上の花が順調に伸びていた
ハモグリバエの食害花は、全てを発見次第に根元から10本以上を切除して、鉢も縁側に移動した結果、多分全体では30本に近い花が開花まで育った。 
将にキセキである。
元来、この東洋ランは、香りが馥郁として気高く、花も東洋ランの清々しさを十分に備えており、立派なランである。
花は薄緑で清々しく、花の舌は無点、つまりランの花は多くが舌に斑点があるものが殆どであるが、この花は「舌無点」であり、気品の高さも備えたものである

d0001763_12301917.jpgd0001763_12303087.jpgd0001763_12304379.jpgd0001763_12305514.jpgd0001763_12311019.jpgd0001763_12312510.jpgd0001763_12314492.jpgd0001763_12315780.jpg
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今年、何故奇跡的にこのランが大量に開花できたのであろうか?
色々と少ない学と知恵とを絞ってみたが、行き着くところは自然の不思議であった。
今年の夏は「異常高温が続いた」。9月まで35度を上回る気温が連続した。この時期にランの花幼芽が育ち始める。
ここで「ハモグリバエ」が産卵して幼虫が育ち始める。
丁度この時「熱焼地獄の襲来」によって、産卵と幼虫の生存が阻害され、結果としてランの大量開花が出来たのではないか。
園芸は総合的自然科学である。精緻な条件分析と同時に、広範な条件を総合的に組み立てて、真理を探求する学問でもある。
ランの花から久しぶりに考えるに至ったヒトコトである。
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by tenpai8 | 2018-11-15 14:30 | | Comments(2)
山路盛夏を彩る花<2018.8.11>

日本列島は地球温暖化の進行により、何時の間にか亜熱帯、熱帯化、気候は寒気と熱気の直接激突により、荒々しい気候に急変してきた。
この夏の気候は全く以て歴史を塗り替える気候変動である。
連日の35度を超える熱波により、自然界も大分ダメージを被っているようだ。

毎日通う我が山路林道も、この暑さには大分被害を被っている様であるが、渓流沿いの湿気を含んだ半木陰には、毎年来る野の花達が、今年も帰って来て、ホット一安心である。
       秋海棠は今年も路端で静かに咲いて   
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         ミニ黒羽トンボも花を見つけて        
d0001763_10544270.jpgd0001763_10545822.jpgタカサゴユリは台湾自生の野生百合であるが、日本の各地に広がって咲いている。町中の駐車場や路端にもよく見掛けるようになった
       猪が荒らした道端にも沢山広がっている
       白いテッポウユリは清楚な花影で山路を飾る

     d0001763_10552283.jpgd0001763_10553836.jpg
ノリウツギは広く分布しているが、少し湿気を含む半日陰を好み、毎年この時期に房状の小花で枝を覆う程に咲き、真夏を飾る涼しい花である。

d0001763_10555372.jpgd0001763_10560527.jpg炎天下真夏の散歩は勇気のいる活動である。山路林道は樹木の陰が終日道を覆ってくれ、年間を通して季節の花が絶えることがない。
散歩継続への勇気を動機付けるのも四季の野の花達である。有難いものである。

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by tenpai8 | 2018-08-11 11:00 | | Comments(2)
2018初夏の野の花②<5.30>


初夏の山路には 五月雨が続き、植物も勢いづき、花々も草花、潅木の花、高木の花と、野生百花が次々に登場してくる。
山路両脇の土手に登場する蔓性低木、ガクウツギである。
純白の花弁状の花、小房状の花本体、純白の姿は、初夏の湿気を含んで薄青ささえも感じる。


d0001763_09181597.jpgd0001763_09182652.jpgd0001763_09183980.jpg渓流に沿って奥へ辿れば、山路は樹木のトンネルとなり、涼風が渓流と共に流れ下る。
山路には純白の花弁が路面をイッパイに覆っている。
上を見上げれば小枝まで純白の小花が満開である。
エゴの花である。

     花が枝 枝が花かと エゴに問い 

d0001763_09185810.jpgd0001763_09191807.jpgd0001763_09193832.jpg散歩する林道の入り口には、太宰府市上水道の基幹貯水池・大佐野ダムがある。
片側の周囲はサクラの並木であり、ダムの水面に向かう土手となっている。
土手の半日陰となった緩斜面には、年中を通じて草花が交代している。
アザミの咲き誇る所から少し離れた小草の草原には、空色の珍しい花
タツナミソウ
 が咲き乱れている。

立つ浪が 押し寄せ来るや タツナミソウ
慎ましやかな花タツナミソウは、青色も清清しく天然の名花であることを、世の人々は あまり知らない。
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我が散歩の山路には、初夏の涼風中、自然の名花たちが次々と開花乱舞して路辺を飾り輝いている。



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by tenpai8 | 2018-05-30 10:30 | | Comments(2)
2018初夏の野の花①

慌ただしくも楽しい花見が過ぎると、即 初夏の色が濃くなってくる。
野山を飾り、人目にも忘れられている花花が、自分の居場所で自己の存在を天下に呼びかけてくる


久住の高原から下りて来た「サクラソウ」は下界に下りても 優しい花を長期にわたり飾ってくれる。嬉しい奥ゆかしい 野の花である。
d0001763_17373848.jpgd0001763_17375436.jpg近くの里山から奥山まで、渓流の両岸をこの季節に支配する白い花
それがシャクナゲである。
渓流の涼風をバックに清く咲く風情は無垢そのものである。

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福岡の自然は、まだまだよく保存されている。
天満宮の奥山・宝満山の谷は、山伏の修験道の聖地である。
谷川と両岸の原始林には、完全な自然が温存されており、
谷川に沿ってミヤマヨメナ が無数に広がっている。
この花は、ミヤコワスレと同種であるようだ。花も性質も全く同じで、花の色は、野生種は白、ミヤコワスレはピンクと青とがある。
性質など、差は殆んど無いようだ。    
我が庭の宝満山ミヤマヨメナ
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花見も済んで葉桜が光る頃、4月7日、花の終った桜並木のヤマジを歩きつつ、
ふと、山側の土手に目をやると、空色の可憐な小花が落ち葉の間から花束を出している。リンドウの仲間であることは、明確であるが名前は不明。後日、花博士に問い「ハルリンドウ」であることが分った。かって、宝満山の渓筋でも一度見掛けた花であった。       
        土手の落ち葉の中に咲くハルリンドウ 

d0001763_10361827.jpgd0001763_10363714.jpg    

そして今、五月晴れの中、山路の緑は益々深くなり、木々が純白の花を着けている。秋一番で赤い小玉の実房をつけるガマズミである。
          ガマズミの花房
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かくて、我が散歩の山路林道は、葉陰も暗くなる頃には
ホトトギスが渡り来て、山々を大声で飛び往来し始め、
梅雨も本格化してゆく。

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by tenpai8 | 2018-05-05 15:30 | | Comments(2)
2018宝満山ヤブツバキ<4.13>
宝満山には沢山の登山ルートがある。
南東にある本導寺から始るルートは入山直後に、堤谷ルートとシラハケ道とに分かれる。

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約5合目に至って、この分岐したルートは再び合流する。
この地点が「百日絶食碑」の沢である。
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宝満山登山は、竈門神社からのルートは、人も多く石段ばかりで野趣に欠けるので、宝満山の本来の趣を満喫するには、堤谷ルートが最適である。

このルートは急傾斜の渓流に沿っての登山道である。
滝の上に滝が重なり、滝登りのコースである。この滝には夫々修験道の教義に由来する名前がついており、山伏達の修験の場であった。

鼓の滝            金剛の滝          般若の滝
d0001763_21445277.jpgd0001763_21442371.jpgd0001763_21435625.jpg水辺の植物から谷沿いの山林は、完全な原始林が展開しており、湿気を含んだうっそうとした神秘の大森林である。
この谷沿いを支配するのがヤブツバキである。

     2003.4.3撮影   宝満に 花影澄みて ヤブツバキ
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この谷のヤブツバキは、花の特徴が顕著である。
全体は小輪で、花弁は丸みを帯びて、オシベが小さく、色は清みきっており、清清しい花である

このヤブツバキの姿に魅かれ、このルートを登山すること、10回を超えるのは確かである。
その中でも「百日絶食碑」周りの株は、特に花模様が優れている。
登山の折に小枝を少々頂き、我家で挿木したものが活着、或は台木に接木したものが、庭中に広がっており
今年も見事に宝満山の渓流の香を漂わせている。                    d0001763_11163565.jpgd0001763_09034308.jpgd0001763_09045550.jpgd0001763_09051447.jpgかくて、昔の聖人山伏が成就した「百日絶食の偉業」を今日に伝える宝満椿は、今年もまた我家の床の間で 心静かに、清い花影を披露している。(画像の花は皆、挿し木の鉢植である)

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by tenpai8 | 2018-04-13 11:30 | | Comments(2)
野路菊や 懸崖しずか 塀に垂れ<2017.11.23>
昔は馬力があったナー!
フルマラソンに山登り。
宝満山は最愛の慣れたヤマ。何十回登っただろうか?
表登山道は、階段ばかりで野趣に薄く、人と階段ばかり、キツイばかりで10回も登った頃、宝満の宝を発見した。
ある時、宝満上宮の祭事の日に遭遇できた。時に配布を頂いたのが 数々の貴重な「宝満山関連の情報」である。
この情報によると、宝満山登山ルートは山の四方八方に開けている
昔の仏教修験僧達が千余年の年月を掛けて作り上げた文化遺産なのである。
宝満山の南山麓には幾つかのルートがある。
本道寺からのルートと柚子原からのルートである。
柚子原からのルート堤谷ルートとなり、渓流に10個もの滝のあるある修験道由来の名を持つ滝の音を聞きながらの、原始自然の真中を貫く楽しいルートである。
野の花も 季節毎に山路を彩ってくれる。
その数も数え切れない程である。
秋の第一は、柚子原から山路に至る棚田や神社付近の畦道や土手である。
ここには彼岸の頃は彼岸花の畦道棚が出来て見事であり、15余年以前から毎年「宝満山麓彼岸花」として、花散歩を楽しんできた。
晩秋になると棚田の畦には、無数の野生菊・野地菊が満開となり見事である。
ここから菊の苗を数本頂いてきた。以来14-5年になるが、手入れもせずに放置しているが、毎年晩秋には白と黄色の小菊が無数に咲き乱れて、我庭の塀から垂れ下がり、見事な懸崖菊が仕上がってくる。
               
今年も白と黄色小菊の懸崖仕立て

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  大きく成長した株は大作
d0001763_10500639.jpgd0001763_10502560.jpg                         アマナツ、ユズも黄金に輝き
d0001763_10504176.jpgd0001763_10505987.jpgかくて今年も宝満山野路菊の懸崖は、道行く人に秋の匂いを贈り、大小沢山のミツバチの羽音を誘いながら のどかな一日を送っている。

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by tenpai8 | 2017-11-23 13:30 | | Comments(2)
タカサゴの 山百合咲きて 森すずし
今年の夏は長かった。
谷沿いの山路でさえも、猛暑と旱魃により秋の草花・ツリフネソウが枯死死滅 した程である。
台風もそれ去り、秋の雨もようやく本格的な訪れの季節となった。
何時頃から咲き始めたかは確かではないが、散歩する山路脇の狭い広がりに、去年からタカサゴユリが数本開花するようになった。
今年は観察を続けてきたが、種子が飛散して相当多数の株が成長しているようだ。
先頃から開花を始めて、道端の広がりの地に、次々と交代で開花を始めた。
花の開花期間が短いので、全部が一度に満開とはならないが、純白のテッポウユリが静かに揺れる様は、渓流の清清しい音と相和して、静寂の境地を醸し出している。
         山路の道端の狭い広がりはイノシシのミミズ掘りの場

d0001763_12353629.jpgd0001763_12354893.jpgd0001763_12412989.jpgd0001763_12414667.jpg        
          タカサゴの 真白きゆりや 風さやか
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来年は株が成長して、1株に数個の花を咲かせるので、見事なユリ園となるであろう。
また、楽しみが一つ増えて、散歩も楽しく、嬉しい限りである

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by tenpai8 | 2017-08-16 10:30 | | Comments(2)
琉球エビネ・紫雲閣満開
夏琉球エビネ・紫雲閣が、今年は順調に開花して満開となった。
蘭の仲間なので、花に虫が着きやすかったり、炎暑の季節の開花でもあり細菌病も発生し易く、見事に開花させるのは、カナリ難しいようである。
昨年は細菌病で完全に無で終わった。
今年は2鉢共に開花して、この異例の酷暑の中、今のところ病虫害もなく、順調な開花である


      大株鉢には2本の花とミニ花が出ている。d0001763_11311013.jpgd0001763_11312785.jpg
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酷暑のこの季節に、涼しく品格溢れるこの花が、一月間家を飾ってくれ、有難い存在である。

来年も一回り大きく豪華な花を目指して頑張りたいものである。


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by tenpai8 | 2017-08-09 14:30 | | Comments(2)
椿接木品種更新5年の結果<2017.3.20>
宅地造成後間もない不毛の庭に居住して、若年からの夢であった庭園芸を始めてから、やがて40年。
夢に見ていた果物の苗を植付け、収穫の夢が実現するや、大木に育った枝に別の品種を接木して楽しむことが、大きな道楽になった。
果物に続いて、種々花木の植付である。
花木では、最初は八重咲き椿の派手さに惹かれたが、直ぐにアキが来てしまった。
その頃は体力最充実の年代で、よく近隣の山に登山に出掛けた。
その山々では、ヤブツバキの見事な株に出会うことがあり、早速小枝を頂いて来ては、挿し木や接木の接ぎ穂とした。
接木の台木は、花も見飽きた八重椿と山茶花であった。
ほぼ10年前までのことであるが、接木の技術は園芸専門家の特技だと思っていたが、我流で実施すると、何れの木も難なく成功して、6-7割の成功率となることを知った。
こんな時、近隣の老婦人から「玉之浦椿の剪定枝」を貰い受けて、挿し木と接木を実施した。
4-5年前のことである。今では台木と同じ大きさに成長して、花も着けて春の切花の主役となっている。
           玉之浦第一号接木の現在
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接木実施以来、既に5年以上となり、台木と穂木は完全に一体化して、今年は花も多く咲き、切花として活躍している。
玉之浦は切花としての寿命が長く、蕾からの開花力も抜群である。
また、玉之浦椿の接木は、毎年沢山実施したので、これ等の現状をスライドショウにして、年々の経過状況を、詳しく画像で記録することとしたい



椿接木5年の成果総括 ← クリック 


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by tenpai8 | 2017-03-18 14:30 | | Comments(2)
2017太宰府天満宮梅たより
2017.3.10、好天に誘われて、今年もまた、近くの太宰府天満宮の観梅に出掛けてみた。
駐車場は大型観光バスの大集団で、参道はアジア諸国からの観光客の大声の言葉が賑やかに飛び交っていた。
観光ガイドの言葉は、大体が韓国、中国が多く聞かれ、識別の出来ない言葉も多くなって来たようである。

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花は早咲は殆どが過ぎて、遅咲の紅梅が最盛期を迎えており、見事な梅花を十二分に堪能でき、大満足の一日であった。
梅の香あふれる神域を訪ねて、春イッパイの太宰府天満宮の余韻を
温存するべく、動画にまとめることとした。d0001763_11355167.jpgd0001763_11434963.jpg
 

 









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2017.太宰府天満宮。梅たより   ← クリック

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by tenpai8 | 2017-03-10 14:30 | | Comments(2)