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駄句雑句半年②<7月7日>
相変わらずの健康山路散歩は、一方では副産物・駄句雑句を残しながら時間と季節は前進して、留まることを知らない。
大宰府走ろう会・事務局長・村田氏のご好意で、会誌「飛び梅ランナーズ」に投稿した原稿を、改稿して頂き、内容は別として、素晴らしい原稿に改稿して頂く幸運を得る事ができた。このままでは勿体無いので、我HPにリンクすることとした。 ワード原稿をブログにコピーする手法で作成したため、カットは再現できなくなった。
           
                  駄句雑句散歩道 ②
                    
我散歩道は四季を通して賑やかである。秋の紅葉が過ぎると、植物、動物、色、音など全てが、別世界となって新年を迎える。落ち葉が無数に浮いたダム湖も、今は全てを取り込み静寂に徹っている。
湖面には冬鳥の第一陣・カイツブリがカップルでデイト中、時折寂しい声で呼び合っている。
かと思った瞬間、一方はポコリと水中へ、真丸の水の輪は幾重にも広がって、中心より消え去る。静かだった水面にポカリと浮き上がった頭には、出来立ての水の輪が載っている。
d0001763_7382589.jpg
カイツブリ  水の輪残し  影いずこ
水輪消え  水の輪冠り   カイツブリ
   
                              


岸辺のでは、寒い朝を迎えて、枯れ草だけが寂しく残る厳冬を迎えている。モグラの活躍期である。 モグラ塚が一面を覆っている。 寒い朝だナー!
掘り立ての  モグラ塚にも  霜柱




雪の降る夜は静かである。明日は銀世界か? と、何故か心がおどり、いつの間にか夢の中。
早朝、夢枕の世界が、如何にも静か過ぎる。きっと銀世界だろうと、起きてみれば、ヤッパリ、そうだったのか。 ドオリデこんなに静か過ぎると思った。
静かなり  音みな沈む  夢の雪



寒い日が続いている。この厳寒の中、庭先の窓辺では紅梅が確実に蕾を膨らませている。近くに行ってみると、今にも弾けそうな蕾と、花弁一枚だけが開いた花も見付けた。蕾の割れる音が幽かに聞こえるようだ。
d0001763_732105.jpg軒の梅   開花の音や ほら かすか



庭に11月からぶら下げている野鳥用の鳥篭には、熟柿に誘われてメジロが終日居ついている。
小春日和の陽気と熟柿に満腹したメジロは、丸く膨らみジットシテ動かない。瞼も塞がり加減のようだ。
春うらら めじろもトロリ 目も重く




庭の紅梅も早くも春風に静かに散り始めた。あっという間の梅の季節であった、加齢に伴って、全てのものの速度が速くなっていくのを、肌で感じるようになった。
雨だれ受甕の水も無風の春陽に、一枚の鏡となっている。鏡の上には離れている梅の枝から、花弁が舞い 水面を螺鈿細工に仕上げている。自然の芸術である。
散る梅や 甕の手鏡 花螺鈿




毎年のことではあるが、どうして花の頃には寒波が来るのであろうか。また丁度この頃には南国からツバメの第一陣が飛来してくる。毎年の定番行事である。
ツバメも突然の寒波に驚きの様子ではあるが、元気に飛行して体を温めているようだ。寒空には、飛交うツバメの声が高々と響き渡っている。d0001763_7411770.jpg
花寒や ツバメの語り ひびく空
初ツバメ 旅路の苦労 忘れ舞う




山路散歩を日課にしていると、自然の移り変わりが第一の友達である。下界ではソメイヨシノが 無遠慮に咲き捲っているが、一歩山路に歩を進めると、そこはヤマザクラの世界であり、控えめで奥行きの世界である。
“本来の大和心の世界がここにあり” とは昔の偉人が歌ったような気がする。
やまざくら  花葉溶け合い 空にあり
by tenpai8 | 2009-07-07 13:00 | 駄句雑句散歩道 | Comments(0)


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