夏の一日は早く明ける。6時前には漁港波止場から瀬渡し船
“みどり丸”は出発する。カラス、トンビ、アオサギ、ゴイサギ、シラサギ
カモメ、が集まって賑やかに、船出を大合唱で見送ってくれる。
真夏の太陽は、海面を澄み切ったコバルトブルーに映し出し、5mの
底までも視界を深める。
釣に熱中してクーラーの冷水に喉を潤おせば、野北漁港後方の
通称“野北牧場”の山には、巨大な入道雲が、両手を広げて立ちはだかる。
今日はバリの魚影が全く見られず、残念ながら“名人もいない魚は釣れず”
と、外道のコアジ60匹、アブッテカモー50匹をクーラーに収めての
納竿となった。
今日の反省:若潮の潮干満最小の日、やはり沖の岩礁でもよくない。
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