ベランダの巨峰グリーンカーテン40歳<2018.7.25>
人生80歳を過ぎると、周りの取巻き達も皆古参になってくる。
我が家のベランダ巨峰も、その代表格だ。
詳しいことは精査しなければ分からないが、我が家家屋の新築後間もなくのこと、当時は農協相手の仕事柄、よく県下の農協を訪問していた。
毎年、定期的に彼岸の中日には「福岡県粕屋町農協の収穫感謝祭」を訪れていた。
この秋祭は市町を挙げての盛大なもので、農業関係の資材、種苗 等、魅力いっぱいの楽しさであった。
毎年、園芸用具、果樹苗木を買い求めるのが定番の楽しみであった。
この年は住居の新築直後で、南面の直射が強いので、桃ノ木とブドウの苗木を買い求めた。
ベランダの遮光のために2mのタキロン屋根を設置したが、この波板への日射による照り返し熱が強烈で、いよいよ困り果てていた。
そこで思い付いたのが、屋根の下にブドウを這わせて、グリーン屋根で遮熱する、
という発想であった。
植え床には一面に川砂を5cm敷き詰め、西側から上に向かい、天井を東に這うように。
       昭和54年3月20日撮影:定植後1年半くらい
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計画は、順調に進展していった。
しかし、幼木には花は就くが、実にならない。
落葉後の剪定も勉強に勉強を積んだが、なかなか実は着かない。
剪定方法に一つの進展が
 ① 巨峰など改良品種は過強剪定により、花ぶるぃが起きて結実しない。
 ② 花の付かない新枝芽を除去する。
 ③ 勢力過強の枝は徒長枝として除去する
 ④ 屋根から外へ出て雨に濡れる枝は病気防御のため除去する
       昭和56年8月10日、大分日陰もできて、犬も昼寝
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このようにして、収穫も段々と上向いてきたので、朝倉農協からブドウ用紙袋を求めて、袋掛けも念入りにすることとした。
袋掛けの前には、房に着いた粒の大半をマビキして房を整え、粒揃えを整えることとした。
入梅前の果実も成長した頃、葉の殺菌消毒と殺虫剤の散布をして、袋掛けを5-6日間で済ますこととした。
         昭和56年8月10日、実も大分着き始めて
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あれから40年、前記の剪定技術や手入の研究と試行錯誤、改善を重ねてきたが、ようやくこのブドウとの付き合いも、成熟の段階に達したようだ。今年の「袋なし栽培」は、粒の格段の大粒化 という「予想外の躍進」を達成してくれた。
今日の房の成長ぶりはオドロキだ
       2018.7.25、今日猛暑の中丸々の巨峰天井に
       
d0001763_14280262.jpgd0001763_14281620.jpgかくて我が家は、大豊作の巨峰クリンカーテンを天井にして、実りの秋を迎える喜びで、万歳である。
40年の歳月による大自然の恵みは、老齢を迎える頃にようやく成熟期を迎えるようだ。    
かくて、我が家のベランダ巨峰園は間もなく開園を迎える。      



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by tenpai8 | 2018-07-20 10:09 | 庭の果樹園 | Comments(2)
Commented by matutaka31 at 2018-07-22 11:37
日射しを遮り涼しい雰囲気でブドウの収穫時期を待つ、
実益を兼ねた最高のグリーンカーテン!ですね。
今年は異常な暑さですが、その効果は抜群でしょう。
私は部屋の前のグリーンカーテンを見ながら、
そのうえクーラーの力を借りて暑さを凌いでいます。

Commented by tenpai8 at 2018-07-25 21:53
物言わぬ植物と語り合うのが家、長い付合いのブドウですね。
農協のご縁でこの娑婆を、楽しく張合いを以て、過ごすことが出来ました。
今年は大体、完成の領域に近付いたような、出来栄えです。
実りの秋の感謝ですね!


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