2018宝満山ヤブツバキ<4.13>
宝満山には沢山の登山ルートがある。
南東にある本導寺から始るルートは入山直後に、堤谷ルートとシラハケ道とに分かれる。

d0001763_21452299.jpg

約5合目に至って、この分岐したルートは再び合流する。
この地点が「百日絶食碑」の沢である。
d0001763_21460097.jpg


宝満山登山は、竈門神社からのルートは、人も多く石段ばかりで野趣に欠けるので、宝満山の本来の趣を満喫するには、堤谷ルートが最適である。

このルートは急傾斜の渓流に沿っての登山道である。
滝の上に滝が重なり、滝登りのコースである。この滝には夫々修験道の教義に由来する名前がついており、山伏達の修験の場であった。

鼓の滝            金剛の滝          般若の滝
d0001763_21445277.jpgd0001763_21442371.jpgd0001763_21435625.jpg水辺の植物から谷沿いの山林は、完全な原始林が展開しており、湿気を含んだうっそうとした神秘の大森林である。
この谷沿いを支配するのがヤブツバキである。

     2003.4.3撮影   宝満に 花影澄みて ヤブツバキ
d0001763_11492473.png
この谷のヤブツバキは、花の特徴が顕著である。
全体は小輪で、花弁は丸みを帯びて、オシベが小さく、色は清みきっており、清清しい花である

このヤブツバキの姿に魅かれ、このルートを登山すること、10回を超えるのは確かである。
その中でも「百日絶食碑」周りの株は、特に花模様が優れている。
登山の折に小枝を少々頂き、我家で挿木したものが活着、或は台木に接木したものが、庭中に広がっており
今年も見事に宝満山の渓流の香を漂わせている。                    d0001763_11163565.jpgd0001763_09034308.jpgd0001763_09045550.jpgd0001763_09051447.jpgかくて、昔の聖人山伏が成就した「百日絶食の偉業」を今日に伝える宝満椿は、今年もまた我家の床の間で 心静かに、清い花影を披露している。(画像の花は皆、挿し木の鉢植である)

=====================================
[PR]
by tenpai8 | 2018-04-13 11:30 | | Comments(2)
Commented by matutaka31 at 2018-04-16 22:52
堤谷ルート、そして百日絶食碑を思い出しています。
もう登る元気がなくなりましたが、いい思い出になっています。
椿は何といっても、シンプルなヤブ椿ですね。


Commented by tenpai8 at 2018-04-17 09:00
懐かしい宝満山秘境ルート登山の醍醐味、良い思い出ですね。百日絶食碑の椿が毎年元気に咲いて、元気を出せと、鼓舞してくれます。


<< 2018今年も山路タケノコ&l... Walk実績<2018.... >>