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作物の病気・害虫・土壌失調<オクラ 2014.8.26>
生き物相手の仕事は難しい!
毎年同じように菜園生産を繰返しているが、次々と難問が持上ってくるものだ。今年はスイカ、トマト、ナス等々、十余年の経験と研究の成果も上がったのか、極上々の収獲を収められてきた。
オクラも毎年良い結果を収めているが、毎年決まって二つの問題が発生する。
第一難題が次の写真である。
3本は伸びやかにスクスクと清々しい様であり、柔らかく食味もよく夏バテ防止の健康食品として抜群である。一方、同じ隣の株に育った実が、他の3本の様になり、外観からしても如何にもムシが潜っているようで食欲を損なうものである。改善の方法について万策を尽くしてみた結果、結論に到達することが出来た。
        2014.8.26 朝収獲のオクラ    
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果実の中間部分にブツブツが発生して、果実も曲り加減となり、生長も低下する。一見してブツブツの下で虫が活動・養分吸収している、と直感する。
しかし、その原因は、全く想像できない原因であった。
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その原因
  ① 土壌のPH の低下、つまり土壌酸性化による発育障害である。
  ② 原因について考察してみた。このオクラ植付の場所には、この直前に白菜と大根とキャベツを冬作として植付けた跡地である。葉野菜栽培であるので、可也の化成肥料も施肥していたが、酸性矯正の石灰は散布していなかった

原因が明解したので、早速、今日は生石灰を散布と表土浅起耕を実施した。何日後には改善されるかの結果が楽しみである。
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第二の問題葉巻き虫の被害である。この対策は殺虫剤の選定をディプテレックスにして、発生してから葉に散布することによって、ほぼ完全に防除することが出来るので、昨年から解決したが、今年はこれからがソロソロ発生期になる。

 トマトは今だにドンドンと結果しており1株1500個の夢は可能のようである。果実が段々と小さくなるのだけは不可避のようである。
               まだまだ元気なフルーツトマト
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by tenpai8 | 2014-08-26 13:30 | キハチの菜園 | Comments(4)
Commented by matutaka31 at 2014-08-27 11:11
tenpai8さんの研究熱心さに感服します。
オクラの件、大変参考になりました。
我が菜園のオクラは、今の所順調ですが、これからの生育状況を
見守ることにします。
今年は、水遣りがなくて楽ですが、収穫がダメージを受けそうで
まさに泣き笑いの毎日です。
Commented by tenpai8 at 2014-08-27 17:47 x
農業の科学性の深さは、底なしですね。でも、定年後に本物の職業を得たようで、楽しい限りですね。オクラのニキビが消えるのを毎日観察する日課が楽しい毎日が来まーす。水汲みで腰痛の心配もありませんし、クロマメもうまくゆくことを念じています。
Commented by watanabe-photo-st at 2014-08-29 07:04
おはようございます
オクラもこの時期には 手入れが大変です 既に採種の時期ですから放任状態です 14代 拝
Commented by tenpai8 at 2014-08-29 17:26 x
watanabe-photo-st 様、ご来駕有難うございます。
私の場合、オクラは今が収獲の最盛期で9月一杯まで継続しますので、今年は新技術発見により、まだまだ毎日収獲の日々が続き、忙しいですよ。


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