この家に住みついてから、もう35年以上になる。広い庭ではないが、長年の間に果物や花木が増えて、庭一杯になってきた。最初の頃園芸知識もないままに、方々で出会った花木・椿類が大きく成長して、
椿屋敷になってしまった。切除廃棄も考えたがそれも忍びなくて、登山の折に発見した
「宝満藪椿」や「灘山藪椿」を接木して楽しんできたが、昨年「
長崎・五島の玉之浦椿」を入手して以来、この椿で庭全体を飾ることにした。
接木穂木数も限定されるので、頂いた
剪定枝を挿し木して、その小鉢を台木に寄せ接ぎすることにした。
20年以上年齢の台木を切断して
5株に寄せ接ぎ、2株に切断高接ぎを実施して、100%成功となり、順調に成長をしている。
№1 →№5は差し芽鉢植の寄せ接ぎ
№4は山茶花台木であるが、早くも蕾が3個着き開花も確実のようである。
№6→№7は藪椿の自然実生台木を切断して、
接ぎ穂による高接ぎの結果であるが、順調に急速に成長しているが
まだ、蕾は見られないようである。