中国山東省からの研修生達との交流は、時局の流れもあるが、確固として日中民間交流の力強い流れを貫いて、今もなお健全に活動している。
今日は2013年3月3日、桃の節句、穏やかな春日和に恵まれ、天満宮は「梅の社・本山」として一年間の最重要神事「曲水の宴」の当日である。この雅の宴は、遠く中国の太古時代に起縁すると言われている。
中国古代では「
曲水流觴」として貴族の雅境として讃えられ、日本に渡来した。
今日は、太宰府天満宮の年間最多人出で賑わう日である。
美人姑娘4人を引連れての日中民間交流の推進日である。二十余歳の美人4人に囲まれての天満宮観梅とは、贅沢の極みである。
何時もの門前コース、お馴染みの太鼓橋、正門横の見事な紅梅も開花、 正門前の大賑わいにもご満悦
正門を通り境内へ、満開の見事な紅梅と未だ見頃を留める「飛び梅」も加わって、観梅の最盛期は流石に絢爛豪華である。
境内を裏手へ抜けて、
茶屋で昼食は梅が枝餅2個、親子丼に抹茶を味わっての観梅昼食。茶店前の梅林も満開の紅白梅が匂って贅沢豪勢な絵巻そのものである。何処かのオジサンも鼻の下が伸び加減のようだ。
茶屋の梅林を散策の後、曲水の庭、菖蒲池の日射に輝く紅白梅を愛でつつ「
国立博物館」へ。長いエスカレーターや動く歩道を楽しんで「国博」へ。「ボストン美術館」の展覧入り口まで歩を伸ばし、雰囲気も十分に吸収して、再び梅園へ。
枝垂れ紅梅の絶景に圧倒の感動を感じつつ・・・・・・・
かくて姑娘4人を引連れての「
日中民間平和推進観梅園遊会」の一日は、中国の明日を担う若者に優雅で温和な日本人の本質を十二分に理解してもらうことが出来たようである。楽しい一日であった。
彼女たちの出身地は「中国山東省泗水県」である。我が出身地は「熊本県菊池市泗水町」であ。共に聖人・孔子に因縁深い土地柄である。聖人・孔子の取り持つ両国の深い縁、これもまたグローバル時代の稀有の因縁ではないか!