最近、原発の社会問題に毎日直面している。このままでは「日本も世界も遠からず確実に滅亡する」と、真剣に危機感を募らせている。国民も「福島原発の現況」から、ようやく目覚めようとしているようだ。
私達の子供と孫達が、天命を全うすためには、最低でも、絶対に原発は即刻廃絶が必須である。
ならばこの目標に向かって、自分の足元から義務が生じてくる。
それは「節電」だ。身の回りの少しばかりの智慧を絞り合って、大きな目的達成に前進しなければならない。
蛇足ながら、昨今の我家の「節電対策」を紹介致したい。新聞やテレビ等でも何回かは紹介されているので、早速我が家流に改変して実施している。各家庭で室外機の設置場所や発生する「結露水」の放流状態が異なるので、夫々家庭の状況に適合するように改良して実施することが必要である。
本来は「結露水」を利用するのが最良であるが、我家では室外機と結露水の放流場所が離れているので、発泡スチロールの空き箱(容量約4L)を室外機の「上側から後ろ側」に覆ったバスタオルの上に置き、箱でタオルがズレ落ちないようにして、箱に一杯水を入れ、箱の水からハンカチ様の布を箱下のタオルへ垂れて接着する。ハンカチ織物の毛細管現象によって、水は適当にバスタオル全体に浸透して、バスタオルの両下端から少しづつ地面に落下する。
水は一日で 箱1.5杯、約6L を使うようであ。
これで、節電効果は設置以前は250W位の使用電気量であったのが、70-220W位の範囲に収まっていて、午後2-3時の外気温最高時でも100-130W位となっており、驚くべき効果である。来月の電気料金請求書を見るのが楽しみになってきた。
皆さんも是非とも一工夫のうえ、
節電と家計向上を期してみては如何ですか。
参考資料:建物鉄筋コンクリートプレハブ(パルコン)。対象冷房間取:1階3部屋(10畳和室、8畳和室、8畳ダイニングキッチンで1階3部屋仕切りなし)
このエアコンの午後3時頃の消費電力表示、110w(設定室温28℃)
室外機の水容器と導水ハンカチの様子(今朝10時始動時に水は満杯に)
冷却用のバスタオルと室外機の様子、導水ハンカチとバスタオルの様子
室外機裏面 室外機表面・ファン側