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晩秋から梅雨へ<2011.7.7>
秋も大分深くなってきた。庭木の枝には、沢山の蜘蛛が夏の虫を捕らえての生活をして、庭を守ってくれていたが、何時しかその姿も何処へやら。秋はもの総てが寂しい季節である。
あの頑張ってくれた蜘蛛の巣も北風に破壊され、巣の幾本かが軽く枯れ果てた紅葉の残骸をシッカリと繋いで凧揚げを楽しんでいる。

蜘蛛の糸 落ち葉を結び 凧あそび          11.7  

いよいよ散歩の山路にも寒風が荒んできた。賑わいを演出した雑木の紅葉も、スッカリと散り果てて寒風が抜けている。植樹の杉林も生気が去り、物音も聞こえず沈んでいる。
時折、忘れた頃に、何処からともなくジャッ、ジャッと鶯の地啼きが聞こえるが、直ぐに真っ白に霜を被った落葉に吸取られてゆく。 冬の定番風景であろうか。

うぐいすの 地啼き吸いとり 霜落葉         12.11

人身にはまだ暖かさは感じられないが、散歩の道端には小草が青味を一杯にして、日々生長している。中には地面を覆い尽して、青い小花を一杯に開花して、大界の花達に開花を催促している。
春来たと あおき小花の かしましく           3.26

桜が咲き、山桜も散り行き、花達の交代時期も段々と加速度になってゆく頃、山藤が過ぎると、巨大な葉っぱを360度に広げるホオの木が登場してくる。6-7枚の巨大な葉は軸枝を中心にして、放射状に広がり、軸枝の天辺には純白の巨大花影が不動の姿勢で鎮座する。

ほおの花 若葉を集め 居座りおり        4.28  

我早朝散歩、湖周回コースの醍醐味は「日の出前の早朝」が最高の時である。湖の東南西は高山が連なり、山上に太陽が昇るのは、7時過ぎであり、この時間帯には、湖と岸の新緑が作リあげる絶景が展開するからである。ダム堰堤から湖面を一望すれば、岸の若葉の下には三方角に山並みが映り、湖面そのものが一幅の画面となって、壮大な景観を展開する。
対岸には、古い山寺の三角屋根が、どっしりと緑の中に座しており、その影が湖水全面に投影して、さながら一幅の絵画を形成するのである。

 山寺を 映してしずか 若葉岸        5.14

 鐘の音の 渡る水面や 若葉風     5.17

久しく忘れていたが、子供の頃田植えの頃には、用水路の縁に所々蔓性イチゴが赤い実を着けていた。田植えの作業場所移動の折に見付けては、酸味の強いゴチゴチした大きな種のある実を食べたものである。山路散歩のダム堰堤に沢山の群生があり、存分に食べてみた。久し振りの懐かしい味である。

   苗代の  いちごや種の  太かりき    6.20

山路には今年もウバユリが長いトウを伸ばして、大きな蕾を更に膨らませてきた。まだ開花には可也の日数が掛かりそうである。早くもハナクモが一匹蕾に陣取って虫を狙っている。

 はな蜘蛛の  咲くを待ちわび  百合つぼみ   7.5
by tenpai8 | 2011-07-02 10:30 | 駄句雑句散歩道 | Comments(0)


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