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ハスモンヨトウ発生・即撃滅<2009.9.13>
この時期のクロマメは片時も油断大敵である。畑に顔を出したら必ず周囲を2周し入念に一株一株観察することが大切である。10日夕刻、作業を終えて帰宅前に検査、今年も2箇所の葉が真っ白になっている。
葉の裏側を良く見ると数十匹のムシ。 横縦の薄色の蚕に似た形の虫、ハスモンヨトウだ。
未だ5~6mmの生まれ立ての幼虫で、1葉柄の葉3枚を食した段階で、他方は葉1枚の半分を食したところである。 この段階であれば、葉の裏側に集団となっており、飛び火は絶対に無いので、一枚一枚葉の裏をキンチョール・スブレーを噴霧すれば完全に撲滅できる。早速実施して、たちどころに全滅した。
それにしても、この時期に、隣には大豆エダマメがあるのに、しかもクロマメだけに発生するとは?自然の営みの不思議に脱帽である。
食害は一見して直ぐに発見、葉肉は無くなり真っ白に
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生きているハスモンヨトウ・蚕の初生虫にそっくりだ        キンチョール一吹きで死滅       ハスモンヨトウ発生・即撃滅<2009.9.13>_d0001763_9191879.jpgハスモンヨトウ発生・即撃滅<2009.9.13>_d0001763_9202527.jpg

この害虫は大豆栽培農家の強敵で、発生の害は、一晩で広大な畑を真っ白に食い尽くすという位である。農薬はスミチオンやマラゾン等では全く効き目が無い。ラービンという殺虫剤は特効的に有効である。集団生活から分散した時期に発見した時には、この薬剤を全面散布する方法しか無い様であ。昨年はこの様にして退治した。
by tenpai8 | 2009-09-13 08:00 | キハチの菜園 | Comments(0)


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