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かのこゆり やさしき影に 炎暑消え
今年の梅雨明け後の猛暑は格別である。
年間で一番天候の安定するのが、「梅雨の後先10日」という言葉があるが、今年は20日も焼付く日差しが続いている。
この時期に庭の花達は、大体花期を終わって、花枯れのさびしい時期になっている。
その中で、酷暑の下 敢然と咲き誇るのが「カノコユリ」である。
優しい鹿の子模様と控え目な色の優しい調和は、この炎暑の中でヨクモこの様に咲くことが出来るものだ、と感嘆する。
30年も前から、この花を庭に植えたのも、この故である。
         花も枯れ 炎天焼ける 庭のかど     
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      アマナツと富有柿の勢い極まり、サンショウの棘に混じって  
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      花弁の内側のオシベには、強力な花粉が
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アジサイ も ミョウガ も炎天で四苦八苦、生存に懸命の横で。
自分も葉を黄くしても、花だけはミズミズしく薫り高く美しく、炎暑の中にも生気を発散して。
by tenpai8 | 2016-08-06 11:42 | | Comments(2)
Commented by matutaka31 at 2016-08-06 14:46
まさに酷暑の言葉がふさわしいこの頃です。
黄色い葉になりながらけなげに咲く百合の姿は、痛々しさを感じる一方
元気を与えてくれます。
野菜も草花も、もう青息吐息です。
一雨も二雨もほしい・・・。
Commented by tenpai8 at 2016-08-06 15:23
南方の山の彼方、佐賀方面は上空真っ黒、遠雷が絶えません。今日の夕立、来そうで未だ。
西区方面に来ると良いですがね。
鳴り物は段々と大きく近くなってはいますが!


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