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熱燗や 舌ほろにがし フキのとう
忘れ雪に大寒波。
光溢れる初春に毎年訪れる季節の節目である。
低温続く毎日ではあるが、自然界は 日に日に長まる日照時間を しっかりととらえて、春をかたち作っている。
山路散歩にも、今年も忘れかけていた季節の土産・第一号がひそかに顔を出していた。
イノシシの被害で、すっかりヒックリ返された野生のフキは、今年はダメだろうと観念していたが、ウオークの一休みに覗いてみると、数株から立派な瑞々しいトウが育っていた。
今年第一号の「山のお土産」である。
このフキも20-30年間の親友である。
懐かしい親友との思い出も 山ほどに演出してきた早春の定番事である。
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      フキのとう  思い出あわく  ほろにがし
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      熱燗や  舌ほろにがし フキのとう

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by tenpai8 | 2016-02-24 14:30 | 駄句雑句散歩道 | Comments(2)
Commented by matutaka31 at 2016-02-29 11:57 x
待ちわびた春の便り、自然の営みを痛いほど感じています。
故あって、今日で入院8日目です。
窓際から眺める自然の移ろいに、健康の大切さをしみじみ感じています。
病院の図書室にあるパソコンを借りて、コメントしています。
Commented by tenpai8 at 2016-02-29 14:03
これ誠に「青天の霹靂」。突然の入院とは、仰天です。
故あっての入院8日目ということですが、お早い全快退院をお祈りいたします。


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