猛暑の夏は去る気配がなく、
9月は真夏の延長線に去ってしまった。
秋の訪れを忘れかけた時、10月となった。
わが菜園ても、真夏の作物・オクラ、ナス、ピーマンが衰えを見せずに頑張っている。
とはいえ
クロマメ、サツマイモ等、秋を知る植物たちは、猛暑の中にも着々と秋への備えに手を抜いていないようだ。
9.17 作柄の試掘も終わったサツマイモ・ベニアズマを、味見のために収穫することとした。
程々の作柄のサツマイモ・ベニアズマ
今年の丹波クロマメは、大分手を抜いたようであったが、経過は極めて良好で
草丈も頑丈で、鞘着きも最高である。
程よく茂った枝には、隣の水田でカエルで満腹になった
子ヘビが成長して、豆枝の力を借りて脱皮してヌケガラを残していったようだ。
それにしても今年の
ナスは良く実ったものだ。
例年と同じく「
庄屋長大」苗を10株定植した。
菜園の一番水田に近い湿気の多い部分に定植したが、これが良かったようだ。
また、追肥を2回、8-8-8
化成肥料を十分に施肥した。これが秋ナスの増産につながった要因のようだ。
今も元気盛んな秋ナス
来年への準備もここからスタートである。
イチゴの苗も十二分の本数をポット仕立で育成中で、順調に生育中である。
タマネギ苗も不織布トンネルの中で順調に育っている。
かくて、2023年の菜園園芸も成功裏に完了期を迎えたが、
現在既に88歳をオーバーの年齢となった。
客観的判断に立てば、この労働量を維持することは不可能と言える。
20余年間に亘って仕上げてきた菜園は、肥沃度満点の菜園になっている。
よき知人に引継いで楽しんでもらいたいものと、秘かに望んでいる。
玉ねぎ苗は、引継ぎ人と地主への、最後のプレゼントになるのかもしれない。
越年までの楽しみを満喫したいものである。
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